2025年度 入社式を開催しました
2025年4月1日、東京本社にて入社式を開催しました。社長の網本から新入社員に向けたメッセージを掲載いたします。
新入社員の皆様へ
本日は入社おめでとうございます。
皆さんが浅井産業の一員となられたことに、当社を代表してお祝いの言葉をお伝えします。
今日、晴れて社会人として一歩を踏み出されます。この晴れ晴れしい日に抱いている
初心や気持ちを決して忘れないでいてほしいと思います。
皆さんは様々な経験を経て本日の入社を迎えられました。
大学時代の前半はコロナの影響を色濃く受け、活動を制限されることもあったと思います。
それでも皆さんはゼミ活動や部活動に打ち込まれたり、海外生活にチャレンジされたりと
前向きな熱意と工夫をもって、積極的に活動されてこられました。
そんな意欲とエネルギーに溢れる皆さんを仲間にお迎えできることを大変誇らしく感じています。
皆さんに送りたい言葉と心に留めておいて欲しいことをお伝えします。
人生は何気なく送っていると、気づくことなく過ぎ去ってしまう事でも、
ふと立ち止まって、今の自分の置かれている状況を考える時間を少しでも持つと、
見える景色が変わって、違う発想が浮かぶことがあります。
これから皆さんは仕事に取り組んでいきますが、時折その場で少し立ち止まって、
自分のおかれている状況について考える時間を持って欲しいと思います。
冷静さがそのような時間を生んでくれます。
決して焦らず、ドギマギせず、どんな困難があっても、初心と冷静さを持っていれば、
立ち止まる余裕が生まれ、置かれている状況を冷静に判断できます。
そしてその状況が自分にどんな影響を及ぼしているのか、
自分の事を客観的に見ると、進むべき方向が見いだせます。
次に「過ちを改めざる、それを過ちという」、という言葉です。失敗や過ちは誰でもします。
失敗したら叱られることもあるかもしれませんし、反省は必要です。
でもそれで気落ちせず、次の成功につなげるための振り返り点と考えて下さい。
そして今日から皆さんは社会人で、全ての責任は自分に降りかかり、
自分の道を自分で歩んでいくということをしっかり心に留めて下さい。
私たち社会人は労働の対価として会社から賃金を得て生活しています。
企業は社会の公器であり、社会人は社会の一員として存在します。
その中で、会社に一方的に寄りかかるのではなく、会社に、もしくは社会に対して
自分が何ができるのかを常に考えて下さい。
その事に対する対価が賃金であること、この事を強く意識して覚えておいて下さい。
最後に、自分が信頼して相談できる人を会社の中に作って下さい。
わからないこと、心配事を決して抱え込んではいけません。
自分一人で解決できないことなんて、世の中にいっぱいあります。
どうぞ心に留めておいて下さい。
失敗や過ちや困難、などという少し重い言葉を並べましたが、
当社は非常に明るい社風であることもお伝えしておきます。
様々な方言が飛び交うのでニュアンスが掴みづらいこともあるかもしれませんが、
みんな明るく温かい人ばかりです。皆さんを包み込んでくれると思います。
今、当社の置かれた市場環境は大きな変革期を迎えています。
従来の方法では通用しなくなることが増えていき、スピード感を持って新しい価値を確立していく必要があります。
そのような状況下ではありますが、当社の明るさと元気さで、現状に留まることなく一歩一歩進み、
皆さんと共に成長を目指していきたいと考えます。
希望に満ちた皆さんの未来を、この会社で一緒に育んでいきましょう。
本日は誠におめでとうございます。
代表取締役社長 網本尚史