産休・育児休業制度

Interview

育児休業取得は
貴重な体験でした

経営企画部 システム管理グループの仕事
システム管理

社内SEは「隣に座っている社員がお客様」

一般的なSE(システムエンジニア)は、企業からオーダーを受けて要望に合ったシステムを開発したり、販売するためのシステム関連製品を作ったりするのですが、社内SEは自社の社員が利用するさまざまなシステムの運用・管理や社員の業務効率の向上のためのシステムを提案・導入する仕事。いわば、「隣に座っている社員がお客様」という仕事です。社内のあらゆるシステムが安定して稼働するように毎日システム状態をチェックして、問題があればすぐに対応。営業や営業事務、経理のみなさんが業務を効率よく進められるように、新しいシステムを入れることもあります。

実は多いのが、困っている社員の問い合わせに対応し、解決するヘルプデスク業務です。問い合わせの内容は多岐にわたり、1日10件は当たり前。営業の売上に関わるので、即日で対応しなければならないものも少なくありません。大事なのは、社内の各部署でどのように仕事が進められているのかを理解することと、コミュニケーションです。社員はどのようなサポートを必要としているか、社内システムについてどんな要望があるのか、他部署間との横とのつながりも考え、情報収集に、日々動き回っています。

家族、会社、自分…育児休業取得でわかったこと

1年前に、育児休暇を3ヵ月取得しました。入社したときから制度があることは知っていたのですが、自分に子どもができるとは想像しておらず、利用することになるとは思いませんでした。男性で取得する人はまだまだ少ないようですが、父親としてしっかり育児したいという思いと、「誰かが取らないとせっかくのいい制度が広まらないのではないか」という気持ちがあり、半年前に上司に相談しました。嬉しかったのは、上司が取れと背中を押してくれたことと、職場の仲間が休んでいる間は仕事のことは気にするなといってくれたことです。

育児は、大変でした。朝ごはん、ゴミ出し、おむつの交換、家事、子どものあやしつけとやらなければいけないことが多く、世の中のお母さんたちは何て忙しいのだろうと思いました。自分のこと、家族のことをじっくり考える機会を得られたことに感謝しています。育児は、自分を育てる「育自」でもあるのだと実感しました。復帰後の仕事を意識しながら過ごしていたので、3ヵ月後にはスムーズに会社に戻ることができました。

ニーズを反映した使いやすいシステムを作りたい

浅井産業でやりたいことはいっぱいあります。「育児休暇中に社外から会社にスムーズにアクセスできたほうがいいのではないか」など、育児休暇を体験した者として働き方改革に貢献したいと思いました。時代や会社のニーズを把握して、それに見合った使いやすい社内システムにしていければと考えています。社内SEとして、社員のみなさんと関わり合う現場が好きなのですが、ゆくゆくはマネジメントで活躍できるようになりたいですね。仕事を任せてくれる自由な雰囲気の中で、自分なりの目標をもって働けるのが、この会社の良さだと改めて感じています。

浅井産業社員の1日のスケジュール

9:00

サーバやネットワークをチェック

出社したら、社内システムが正常に稼働しているかを必ず確認します。

10:00

社員からの問い合わせや要望に対応

社内システムの改善やデバイスのセットアップなど、じっくり取り組んでいる業務があるので集中できるといいのですが、午前中は割り込みで社員のみなさんからの質問や要望が入ってくることが多く、迅速に解決。日々、10件以上の問い合わせに対応しています。

12:00

システム改修作業など

ネットワークやサーバを止めて作業する必要があるときは、事前に社内連絡した上で利用が少ないお昼休みを利用することもあります。

14:00

パートナー企業と打ち合わせ

新規のシステムについて、外部のシステム開発会社に提案をしていただくことも。システムの詳細まで確認するミーティングは、時間をかけて検討します。

16:00

上司に相談

システム開発、改修にかかるお金など、上司の承認が必要なことはすぐに相談。会議室を取ったりせず、隣の席にいる上司にフランクに話しかけて仕事を進められるのも、浅井産業のいいところ。

17:00

会議用資料等の作成

社員のみなさんにとって使いやすいシステムにしたいので、生の声を聞き、現状の課題やその解決案、コスト面からシステム導入のための提案書を纏め上げていきます。

18:00

退社

システムに関する知識を習得するために、上司に許可をもらってセミナーを受講することもあります。