「金属」は今後も前進し続けることの
できる分野
当社は、100年の歴史を持つ金属・ソリューション専門商社であり、その100年は自動車産業とともに歩んだ100年でもありました。今、その自動車産業が、大きな変革期を迎えています。特に車の動力源がガソリンエンジンだけではなく、電気や水素など様々な選択肢に広がっており、お客様である自動車メーカーが当社に期待する内容もより多様で高度になっています。
こうして事業環境が変化する中ではありますが、私たちが扱う「金属」が必要不可欠な素材であり続けることは変わりません。たとえば“鉄”は実用性と機能性のバランスに最も優れた素材であり、近年では電磁材など電動分野での需要が広がっています。“アルミ”は軽量化ニーズにより当社の販売量も年々伸びています。“銅”は導電性に優れており、電子部品には欠かせない素材です。
また当社のマーケットは、主力である自動車・二輪・トラック業界の他に、ベアリングや建設機械、半導体やスマートフォンなどの電子部品にも広がっています。「金属」は変わり続ける時代のニーズに適応し、前進し続けることのできる事業といえるのです。
社員一人ひとりが「浅井の顔」として
裁量を発揮しています
浅井産業は社員百数十名の中堅商社ではありますが、数多くのお取引先様の間で誠実に信頼を積み上げたことが評価されており業界を代表するような大手企業とも長く取引を行なっています。そうした立ち位置から、取引先の要望をしっかり聞き、互いにウインウインの成果を得ることの達成感は携わってみればすぐに実感できることでしょう。
一人ひとりが裁量を持って大きなビジネスを手掛けていることも特徴です。これは企業価値向上にむけて全社で取組み、お取引様に選んで頂ける商社であり続けている結果であり、一人ひとりが「浅井の顔」となり、信頼を獲得しているからです。社員それぞれの個性が、当社の大きな武器となっています。
さらにグループ会社は国内6社、海外現地法人をタイとインドネシアに2拠点展開しており、国内外の浅井ネットワークを存分に活用して企業価値向上に取り組んでいます。このようにさまざまな形でやりがいをもって働いていただける環境だと思っています。
過ちはごまかさず改める、
誠実な人と働きたい
私自身がともに働きたいと思うのは、元気のいい人、変化をいとわない人、そして「賢い」が「ずる賢くはない」人です。何か失敗をしたときにも、 それをごまかすために知恵を発揮するのではなく、誠実に認めた上で改める。浅井産業の社員に受け継がれるそんな姿勢が、取引先からの信頼につながってきたからです。
私が信条とする言葉に、“Think Straight, Talk Straight”という言葉があります。「近道で考え、率直に語る」という意味ですが、上司と部下の関係であっても何でも話せるような雰囲気が浅井産業にはありますし、顧客や仕入先にも正しいことを伝える精神があります。そうした文化のなか、自ら考えて個性を発揮しつつ、社会を動かすような仕事をしてみたいという方を歓迎します。
浅井産業株式会社
取締役社長 網本 尚史