モールド Solution

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DLCコーティングの特徴と用途原理と摩擦係数データ

DLCコーティング

確かな技術力が、多様なニーズに応える。
 DLC (ダイアモンド・ライク・カーボン) は、炭素を主成分とするアモルファス皮膜の総称です。特性として高硬度、離型性、潤滑性等様々なものがあります。特にUBMS(アンバランスド・マグネトロン・スパッタリング)法で成膜した場合、炭素源に水素を含有しないので、イオン化蒸着法やプラズマCVD法等の他の処理法方に比べ、硬質なDLCが得られます。DLCの平滑性、潤滑性、離型性を維持したまま高硬度皮膜が得られるため様々な用途で長寿命化が図れます。


特徴1傾斜膜による密着力の向上
 DLC皮膜の中間層として金属傾斜膜を採用することで、適度な応力調節が可能になり、より高い密着力を確保しました。
特徴2高硬度皮膜
 UBMS方式を採用することにより水素含有量の少ない皮膜を生成することができ、ナノインデンター40Gpa以上の高硬度皮膜を実現しました。
   
特徴
ブラック
被膜硬度 40〜50Gpa
耐熱温度 300℃
摩擦係数 0.2以上
処理温度 200℃
可能膜厚 1μm〜1.5μm
用途
耐摩耗性向上・摺動性向上・凝着防止
  • アルミ・銅用切削工具
  • アルミ・銅用成形金型
  • 自動車部品
コーティング
コーティング営業部(東京/名古屋)
TEL 03-5783-5368/052-582-2537
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※浅井産業(株)と清水電設工業(株)は1986年よりPVD受託加工分野において総代理店契約を結んでおります。